前回の振り返りからみると 続かなかった理由として
【時間】【予算】【予定】【都合】【忙しい】【楽しくない】【人間関係】【面倒くさい】【義務】【やる側の意識】【メリット】【参加者集めるのが大変】
今回のテーマは「メリット」と「清掃活動」について
清掃活動のメリットとは一体なんでしょうか? 普通に考えれば「まちが綺麗になる」くらいな感じでしょうけど、実はそれだけじゃないんです。
例えば僕自身の体感でお話をすると「気持ちが良くなる」「挨拶をすることが出来る」「まちの様子がわかる」「人と話す事が出来る」「地域を活性化出来る」「実行動へのスモールステップ」そして「人材育成」「次世代育成」「地域愛」「信用」などがあります。
また、学生にこの清掃活動を実施する工程をお願いする事により、「調整能力」「遂行能力」
「討論能力」「共感能力」「説得能力」「コミュニケーション能力」「管理能力」「評価能力」
などリーダーとして必要な要素を学ぶ事も出来ます
これに伴い「状況把握能力」が増すと考えています。これは昔の言葉でいうならば「気が利く」
とでもいうのでしょうか、周りの状況やみんなの表情などを察知して対応することが自然に身に付いてきます。
僕がいつも言っていますが「清掃を清掃と思って行えば、ただの清掃」なのですが
実は少しだけ角度を変えれば、人材教育、人材育成やキャリア教育の場になるんです
伊豆総合校の青木校長先生といつもお話しさせて頂いていますが、特に高校生の場合は親や先生以外の大人と話をする機会が中々ない。そんな中で「清掃」というものは限られた時間の中で地域で働いている皆さんにお会いする絶好のチャンス、少しでも話をして頂くことが大事だと感じています。特に最近は三島田方法人会の皆さんや伊豆中央ロータリークラブの皆さんなど、地域で「経営」をされている皆さんに参加して頂いているので、ある意味「青田刈り」かもしれません。
また清掃時には面白い現象があります。例えば、日本の場合は海外と異なり すれ違った場合に目があっても「挨拶」はしません(海外ならばハーイみたいな)。もし挨拶でもしようものなら「あ???」とはてなマークが飛ぶ場合もあります。
しかし清掃をしている時に「こんにちわ」と挨拶をすれば、された方は自然と「ご苦労様」や「ありがとう」「こんにちわ」と言葉が戻ってくる。このリレーションシップがもの凄く大事なんですね。 学生ともディスカッションしたときに、1番うれしいのは「ご苦労様」でした、なぜならば「必要とされている感じがする」というのです。
ちょっと時間がないので この続きは明日
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