静岡県は静岡市に「青葉小学校」という学校があった。10数年前に生徒が減ったことにより隣の小学校と合併をしたことで廃校になった。 場所は静岡市にある県庁の真横、中心街の中心街である。 僕がこの学校を卒業したのは1982年のこと、当時でも1学年3クラスだったのを記憶している。 学校自体は静岡の呉服町 七間町 両替町 本通り 御幸町などから通っている子が多く 実家が商売をしていることが多かった。
この学校は廃校になったあと 静岡市がクリエイターを集めたり観光ビューローが入居したりと様々な施策や企画をしていた。しかしついに取り壊しになることが決定し この日曜日がラストとなるらしい。
実際、廃校になるときも 特段寂しさは感じなかった。校舎自体が残っているというのがあったからだろうか?とはいえ 今 建物がなくなると聞いてどうかといえば これもまた時代かなと感じる。
同時に思うことは 静岡のどまんなかで15年ほど前に廃校になっている現状を踏まえれば 人口の少ない地域ではもっと真剣に考えていかなくてはならないと感じる。 自分が生まれた場所や 自分が育った校舎は 思い出があるのは当たり前だけど それぞれの心の中にずっと残っているもの。 その方が朽ちて行くよりよほどいいかもしれない。