志賀直哉の「城の崎にて」の舞台にもなっている城崎温泉にほんの少しだけ寄らせていただけました。
前々から行きたいと思っていたのですが、なかなか行けず。実際今回香住のみなさんからお声がけ頂いたことでやっと1時間ほど見ることができたのですが、修善寺からだと6時間かかりますから それは中々行けないですね。
とはいえ 向かう電車の中で温泉マップをみたのですがサイズ的にも修善寺温泉と同じくらいかなと予想しつつ 駅に降り立ち歩いてみれば、それはもう人が多く「さすが城崎」と思わせてくれました。
特に若い女性のグループが多くて 大学生でしょうか? それと外国人の方が多いなというのが印象的でした。
また7つのお湯をめぐる「湯巡り」、これはコンパクトにまとまったエリアの中に7つ温泉があり平日はいくつか休んでいるみたいなのですが それをめぐるのを皆さんがやっていました。 実際自分も2箇所速攻ではいってきましたが、この湯巡りをすべて行こうとすると「下駄」と「浴衣」が最適だということもわかりまして、そうなれば風情がでるのだなと実感したところです。
また、小耳に挟んだのが「地産地読」というもの。 どうやら全国の温泉場で文豪たちが執筆した場所やその背景をめぐるような取り組みがあるらしい。 ここ城崎でもそれが行われていて 湊かなえさんが本と温泉を題材に「城崎へかえる」を執筆されたとのことで 帰ったらすぐに読んでみようと思っております。
修善寺でも こんな取り組みがあればいいし 天城でももちろん「川端康成」「井上靖」という文豪が執筆した場所がありますから ぜひヒントになればいいですよね。